お知らせ

2022.03.07|連合会より

花柳糸之さんが第73回日本放送協会・放送文化賞を受賞

鹿児島県出水市出身の舞踊振付家の花柳糸之さんが、日本放送協会(NHK)放送文化賞を受賞されたことが3月3日に発表されました。この放送文化賞は、放送部文化の発展、放送事業の向上に功績のあった人物を顕彰するために1994(昭和24)年に制定された歴史ある賞です。
花柳さんはこれまでNHKの「紅白歌合戦」や「思い出のメロディ」などの数々の歌謡番組において50年以上にわたり振り付けを担当されています。多くの歌手から信頼を集めるその人間性や情熱は、エンターテイメントの制作現場やスタッフに常に活力を与えているといったことから受賞が決まったそうです。これまで名だたる文化人やいろいろな業界から著名な方々が受賞されていますが、今回は美輪明宏さん、増田明美さん、ピーターバラカンさんなど6名の皆さんが受賞されています。
花柳さんは花柳糸之社中を率いて活躍されているほか、鹿児島の文化の発展にも大きく貢献されていて鹿児島県薩摩大使などにも任命されています。「渋谷・鹿児島おはら祭り」では審査委員長を担当され多くの参加者からも慕われています。また多くの高校や大学、企業などでチアリーディングの普及にも努められており、海外との交流にも力を注がれています。その功績が認められ、テネシー州メンフィス市の名誉市民の称号を授与されたり、ブラジル政府から文化貢献勲賞を授与されたりとまさに鹿児島の誇りでもあります。
今後もますますご活躍されますとともに、関東鹿児島県人会連合会へのご指導もお願いしたいと思っています。私たちもこの度受賞されたことをとても喜んでいます。

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