お知らせ

2021.07.29|連合会より

奄美大島・徳之島・沖縄北部及び西表島が世界自然遺産に登録決定!!

 この7月、ユネスコの世界自然委員会の会合が中国・福建省福州で開催されていますが、7月26日に奄美大島・徳之島・沖縄北部および西表島が世界自然遺産として登録決定と発表がありました。
日本ではこれまで4か所(1993年:屋久島、白神山地、2005年:知床、2011年:小笠原諸島)が登録されていますが、5番目の世界自然遺産として登録となりました。
 鹿児島県としては屋久島に続いて2か所目の世界自然遺産ということになり、まさに「価値あるかごしま」となりました。この登録には2019年2月にユネスコ世界遺産センターに推薦書を提出しています。そのことから翌年には国際自然保護連合の現地調査なども実施されていました。
 環境省はもちろん、鹿児島県や地元の奄美・徳之島の皆さんが熱心にPRを繰り広げました。私たち関東鹿児島県人会連合会でも何かしらの応援をしたいということで、令和2年の会報誌、そして今年の会報誌にも「奄美を世界自然遺産へ」というタイトルで掲載しPRに努めました。
昨年登録できるのではないかとの期待も膨らんでいました。しかし新型コロナウイルス感染症の問題でこの委員会は一年の延期となりましたが、ここで登録が決定したことは大変栄誉のあることです。
アマミノクロウサギやアマミイシカワガエル、そして豊かなマングローブの自生地など個性的な生き物や多様性のある自然が広がっています。

 連合会では令和元年10月に徳之島も訪問しアマミノクロウサギ館を見学、大変感動したのを覚えています。改めて亜熱帯の森や、白い砂浜、サンゴ礁など自然を楽しみに訪問したものです。
これらの大自然を大切に守りながら、そして多くの皆さんに奄美や徳之島を訪れてほしいものです。

メニュー