お知らせ

2022.10.03|連合会より

稲盛和夫さんご逝去に接して

 令和元年に鹿児島県名誉県民第一号の称号を受章された稲盛和夫さんが、去る8月24日に逝去されました。稲盛さんは、私たちのふる里鹿児島で大学まで過ごされ、1959年に京都セラミック(現京セラ)を設立し、世界的な企業に育て上げられたことは皆さんご存じのとおりです。そして、1984年には第二電電(現KDDI)を創設、2011年には経営破綻したJALを再生させるなど、経営の神様として世界にその名を知られています。故郷に対する強い愛情から、京セラの工場を川内、国分、隼人にも建設され、多くの雇用を確保され、ふるさとの発展に貢献されています。
 また、関西鹿児島県人会総連合会の初代会長に就任され、県出身者の心を一つにして、郷土の魅力を発信され続けました。当関東鹿児島県人会連合会の会報誌にも、温かいメッセージも寄せていただきました(第46号会報誌参照)。
 私たち鹿児島出身者は、この世界屈指の経営者を心から尊敬し、多くの県出身の経営者もその経営ノウハウを学んでおられると感じています。
 そのような偉大な先輩のご逝去に接し、心より哀悼を表したいと思います。

 地元の南日本新聞社が、この秋に稲盛和夫さん顕彰の特別企画を準備されているそうです。詳細を確認されたい方は、南日本新聞社東京支社へお問い合わせください。
(担当:大河平浩司部長・電話:03-6260-6131)

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