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2021.08.10|連合会より

オリンピック女子マラソン・一山麻緒選手が8位に入賞 !!鹿児島・出水中央高校出身の‟さつまおごじょ”大活躍

8月7日に札幌で行われたオリンピック女子マラソンで一山麻緒選手が日本人として、2004年のアテネ大会以来17年ぶりの入賞を果たしました。
 北海道とはいえこの真夏の気温は30度近くになりました。さらに前夜に突然連絡が入り、当初のスタート時間が1時間繰り上げとなり、6時となりました。各選手も困惑したと思いますが、そのような中で一山選手は「みんな条件は同じ」と冷静でした。スタートから先頭集団に入り世界の一流選手に果敢にチャレンジしたように感じました。多くの選手がこの暑さの中で脱落していく中でも粘りに粘りました。30キロ過ぎから少し遅れ始め9位まで順位を落としましたが、先行していた選手が暑さからか棄権するという事もあって8位に順位を上げました。そして最後は笑顔で大きく両手を挙げてゴールしました。

 インタビューでも「練習してきたことを出し尽くせた。世界の方たちは強かったです」とさわやかな笑顔で答えていたのはとても印象的でした。
 高校卒業後は長距離界の名門ワコールに入社、永山忠幸監督の課す厳しい課題にも果敢にチャレンジし頭角を現しました。この「鬼メニュー」と言われる練習中にケガをしたりしながらもそれを乗り越えて、たどり着いたオリンピックの本番で見事なレースで8位入賞したことは、全国のマラソンファンのみならず多くの人に感動を与えました。
 母校の出水中央高校では陸上部員たちが大きなテレビ画面を見ながら応援し、8位でゴールした一山選手に大きな拍手を送ったそうです。また、「入賞おめでとう!!」の横断幕が校門の横に張り出され、市民の皆さんも感動されたと思います。
当県人会の関東ふるさと出水会の宮川会長も「本当に良かった。皆さんも大いに喜んでくれている。一山選手の活躍は皆さんのビタミン剤になりました!」とコメントされていました。
 今回のオリンピックでは柔道の濵田選手に続く鹿児島県勢(おごじょ達)の快挙!! 私たちも元気をもらいました。さらに明るく元気に頑張っていきましょう!!

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