お知らせ

2020.10.20|鹿児島県より

燃ゆる感動・かごしま国体は2023年に延期、「特別大会」として開催決定

 本来であればこの10月はふるさと鹿児島で「第75回国民体育大会・燃ゆる感動かごしま国体」と「第20回全国障害者スポーツ大会・燃ゆる感動かごしま大会」が開催されているはずでした。しかしながら今年初めから世界的に流行している新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、この2つの大会は中止となってしまいました。当連合会では2月9日に開催した令和2年新年賀詞交歓会でも「鹿児島国体・大会PRとスポーツ選手の紹介」のコーナーを設け大いに盛り上がりました。その意味でも51年ぶりの開催予定であった国体や障害者スポーツ大会の中止は大変ショックな出来事でした。
 しかしながら、鹿児島の強い思いは日本スポーツ協会や日本障がい者スポーツ協会に伝わり10月8日の臨時理事会で鹿児島開催が決定しました。
 そして、なんといっても佐賀県や滋賀県、青森県をはじめとする後催県の皆様が予定されていた大会をそれぞれ1年ずつずらして頂く決断をしていただいたことは、私達鹿児島県人にとっては本当にうれしい限りです。塩田康一知事が「鹿児島の悔しさや痛みを、全国で分かち合っていただいたことに心から感謝したい。同じ九州の佐賀県と連携し、素晴らしい大会にしたい」と表明されましたが、まさに県民の声を代表したものと感じます。

(左から)塩田康一鹿児島県知事、伊藤雅俊JSPO会長、山口祥義佐賀県知事

 本来2023年から「国民体育大会」から「国民スポーツ大会」と名称変更される予定でしたが、今回の決定をするにあたり鹿児島大会は「特別大会」として開催されます。
 いずれにしても鹿児島での大会開催を後押しして頂いた全国の皆様方にお礼を言いたい気持ちです。早くコロナが終息しのびのびとしたスポーツを楽しみたいですね。

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