活動報告

2020.07.29|イベント情報

友好の証「えらぶゆり」が開花しました!

昨年10月に関東鹿児島県人会連合会主催の「ふるさと交流の旅 in 沖永良部島・徳之島」が開催され、連合会の会員39名が参加しました。そして沖永良部島を訪問した際に、永良部百合フリージア生産組合と生産者の方々から、有名な「えらぶゆり」の球根をお土産にいただきました。
ある人はプランタンで、ある人は庭で・・・球根を植えて育ててくれていると思います。
それから約半年。6月を迎えて、それらの花が見事に開花しました!!
「ふるさと交流の旅 in 沖永良部島・徳之島」に参加された方々は、この花を見て、昨年の楽しく心温まる沖永良部の皆さんのことを思い出していることと思います。
知名町(ちなちょう)の記録によると、この「えらぶゆり」は、その昔は、ただ「ソテツが茂る山に自生する花」という認識で、地元でもあまり注目されていなかったとのこと。
しかし、明治31年に英国船が永良部島沖合で遭難し、島に漂着しました。 その時に救助された英国人のなかに「花の売買をする商人」がいて、沖永良部島を散策している時に、自生するユリを発見。「いつか、この花を買いに来る」と約束して帰国したそうです。そして数年後、約束どおりこのユリの花を買いに来てくれたという話が残っています。
ユリの花は、イギリスではクリスマスにはなくてはならない花として重宝されているとのことで、これを機に、知名町を中心に「永良部百合の花」の生産が始まり、今や世界的にも有名な観賞用の花のひとつとして親しまれるようになったそうです。
今朝も、この”沖永良部島との友好の証”を鑑賞しましたが、素敵です!!
私たちも、この「えらぶゆり」を関東の各地で、たくさん開花させたいものですね。

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