活動報告
志布志・曽於市・大崎町、(都城市)の旅
今年は11月4日から6日の3日間、志布志市、曽於市、大崎町を訪問し、あわせてお隣、都城市「島津発祥の地」などの歴史探訪を行い、地元の皆様と交流を図ることができました。
11月4日(土)今回は、前日まで「鹿児島おはら祭り」に参加した方々は鹿児島中央駅に集合し、そこから鹿児島空港へ。空港合流メンバーと合わせて総勢
45名のバスツアーです。吉満正広さん(さくらツアー代表)、山下公平さん(運転手)、中釜生子さん(名ガイドの愛称ナマコちゃん)から「カゴッマ弁」を交えながら紹介があり、和やかな雰囲気で「ふるさと交流の旅」の始まりです。
まず都城の関之尾の公園。「都城市観光スポーツPR部」の原口部長のお出迎えをいただき都城の紹介を受けました。関之尾の滝の麓まで行き、吊り橋から壮大な水の流れを堪能しました。
次に都城・島津邸を見学。島津家発祥の地ではあるが分家のため家紋の十字が円にくっついていません。鹿児島のご本家はくっついています。
それから曽於市の岩川八番神社へ。境内を歩いていくとお腹まで響く太鼓の音、弥五郎太鼓保存会のお出迎えでした。社殿横には、「弥五郎どん」の人形がド~ンと立っています。お祭りはすでに終わっているのに、わざわざ残してくださり、保存会総出の演奏を披露いただきました。太鼓や鐘の素晴らしい演奏で目頭が熱くなりました。
その夜は志布志市・曽於市・大崎町の首長さんをはじめ、地元のリーダーの皆様に集まっていただき交流会を開催させていただきました。
第一部
交流会は、竹之内康一実行委員長の開会挨拶で始まり、坂元隆也会長より連合会の役割とお礼の挨拶をしました。その後、連合会関係者と地元出席者の紹介の後、塩田康一知事も駆けつけていただき、祝辞をいただきました。続いて、地元の市長さん方からそれぞれ歓迎の挨拶をいただきました。
第二部
大崎町のフラダンススクールの皆さんが歓迎の踊りを披露してくださり、志布志市役所の蔵園有生さんが三線の演奏を。そして曽於市の鬼神太鼓の演奏と続き、会場は盛大な拍手でにぎわいました。各テーブルでは名刺交換などが行われ、交流会の意義があったと確信しております。
2日目は大崎町の「ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅」を見学しました。陸上競技場でトップアスリートが合宿で訪れる施設です。全国に知ってもらいたい施設です。また大崎町はリサイクル活動も盛んで「大崎リサイクルシステム」の説明も受けました。官民一体となり徹底した分別収集によりリサイクル率84%。日本一のシステム作りで海外からの視察も増えているそうです。
次に志布志市の「若潮酒造」でオリジナル焼酎作りの体験をしました。ボトルに5~6種類の焼酎を好みでブレンドして、お土産に持ち帰りました。
大崎町・志布志市は鰻も有名です。昼食にそのうな重等を満喫しました。昼食後都井岬に行き、車窓より馬5、6頭を確認しました。運が良かったようです。そして日南市の飫肥城跡(おびじょうあと)を散策、古村寿太郎記念館見学後、霧島ホテルへ。霧島ホテルでは、ささやかに懇親会を行い今日の疲れを癒しました。
最終日はえびの高原の景観を目にし、昨年、国宝に指定された霧島神宮へ。慶光院利致宮司に出迎えていただき、国宝の見学。本殿で全員の健康と安全を祈念してお祓いしていただきました。
それから肥薩線で国の登録有形文化財に登録されている嘉例川駅(かれいがわえき)に立ち寄り、空港へ向かいました。
「2泊3日のふるさと交流の旅」を無事に終えました。今回もいろいろと勉強になり、地元で頑張っている方に敬意を抱き、少しでも関東からお手伝いできれば・・・という思いを新たに抱く旅となりました。