お知らせ

2020.10.09|連合会より

「ふるさとチョイスアワード2020」で、長島町と錦江町が最高賞受賞

 株式会社トラストバンクは2014年から「ふるさと納税=地域貢献」を実感できるイベントとしてふるさと納税大賞「ふるさとチョイスアワード」を企画運営しています。
 今年(2020年)も10月5日(月)に「未来へツナグ」をテーマに7回目のイベントが開催されました。ふるさと納税による返礼品が注目されがちですが、実は頂いた税金をどう地元の産業や福祉などに生かすかという事を真剣に考え実施している自治体や個人事業者が数多くあります。そこに焦点を当ててふるさと納税大賞を決定していくというのがこの企画です。これらの企画はますます地方に元気を与えているように感じます。
 これまで「チョイス自治体職員大賞」、「チョイス自治体職員大賞(U30新人賞)」、「チョイス事業者大賞」があり、それに加えて今回から「ベストインベストメント賞」が設けられました。この受賞を目指して全国46自治体から71件もの応募がありその中から12自治体(13件)がノミネート、当日オンラインにより各事例のプレゼンテーションが行われそれぞれ大賞が決定しました。そして、
 「チョイス事業者大賞」に長島町の『島のごちそう』
 「ベストインベストメント賞」に錦江町 
が選出されました。また「チョイス自治体職員大賞」は福井県坂井市、「チョイス自治体職員大賞(U30新人賞)」は北海道北広島市が受賞しました。

 『島のごちそう』は鹿児島県最北端の離島・獅子島で三代にわたり百年も漁師を続けている山下英輝さんが経営する水産加工グループです。人口わずか700人足らずのこの島を元気にしたいと化学薬品や栄養剤など使わない全く自然の素材を心のこもった手作業によって「佃煮」や「魚味噌」などを開発して頑張っているそうです。

 錦江町は人口7,500人、県下でも高齢化が最も進む地域です。福祉は大きなテーマですが寄付頂いたふるさと納税をどう使うか町民とともに話し合いをもって有効な活用をしています。若い人が子育てするにも小児科不在で不安があります。そこで「安心した子育て支援」に焦点を当てました。その結果「子や孫のため希望あふれる『未来』を創りつなぐ」ために『小児科オンライン』を導入しました。訪問してみると穏やかな土地柄で住民も共助の精神をお持ちです。また学校の授業でもオンライン授業を早くから取り入れています。

 いま日本全国各地で「ふるさと創生」という事で頑張っている人たちがたくさんおられます。私達もふるさと納税に思いを込めて応援していきたいですね。

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